ZERO PERSPECTIVE ゼロの視点

世界の理に、耳を澄ます

外から入る歪み

EXTERNAL INFLUENCE

外から入る歪み

他人の価値観に支配された人生から、自由になる。

外から入る歪みとは

自分の人生を生きているつもりでも、
その判断の土台は、他人に支配されているかもしれません。
外の情報 他人の価値観 信念体系 自分 価値観・前提 無意識に組み込まれる
外の情報 他人の価値観 価値観・前提が 無意識に組み込まれる 信念体系 自分

私たちは日々、さまざまな情報や、他人の価値観に触れながら生きています。

その中で、外から入ってきた価値観や前提が、無意識のうちに自分の信念体系に組み込まれていくことがあります。

問題は、そうして取り込まれたものが、やがて自分自身の考えや価値観と区別できなくなっていくことです。

そして、その信念体系をもとに、自分で考え、自分で判断し、自分の意思で人生を選択していると思い込んでしまう。

しかし実際には、判断の土台そのものを外から支配され、その枠組みの中で人生を選び続けている。

これが、外から入る歪みがある状態です。

POINT

本人には「自分の意思」にしか見えないからこそ、分かりにくいのです。

たとえば

少し極端ですが、催眠術にかかっている状態をイメージすると分かりやすいかもしれません。本人は自分で考え、自分で選び、自分で行動しているように感じています。けれど、その判断の前提そのものが、外から入れられている。外から入る歪みも、それに似ています。

無意識の構造

外から入った価値観や前提が、信念体系に組み込まれる

↓

その信念体系をもとに、自分で考え、判断する

↓

自分の意思で選んだつもりになる

↓

外から入った前提に沿って、人生を選び続ける

このように、判断の土台になっているものが、そもそも本当に自分のものなのか。

自分の意思で選択しているつもりでも、その判断の土台が外から入ったものであれば、知らず知らずのうちに、他人の価値観に沿って人生を生きることになります。

自分で人生を選んでいるように見えて、実際には、その選択の枠組みそのものを他人に支配されている。

それが、この歪みの本質です。

この歪みを解いた先にある自由

判断の土台を他人に支配されたままでは、
本当の自由と責任を持つことはできません。

外から入った価値観や前提を長く持っていると、やがてそれは、自分自身のものに見えるようになります。

「私はこれが欲しい」

「私はこう考えている」

「私はこういう人間だ」

誰かに強制されている感覚がないまま、「これは自分で決めたことだ」と思って生き続けます。

けれど実際には、他人から入れられた前提に沿って人生を選び続けている状態であり、本当に自分の人生を生きているとは言えません。

自分で選んでいるように見えて、その選択の前提そのものが自分のものではない状態では、本当の意味で「自由に選ぶこと」も、その選択に「責任を持つこと」もできません。

自分の人生を生きているつもりなのに、なぜか焦燥感が消えない。何かを手に入れても満足できない。そして、自分の人生を生きている感じがしない。

この歪みが解放されると、「やっと自分の人生を生きている」と、自分自身の本当の感覚に戻って、スタートラインに立ちます。

外から入る歪みには、3つあります

浅い 深い
Want this これを手に入れろ|最も浅い
Believe this これを信じろ|中間
Stay here ここにいろ|最も深い
Want this 「これを手に入れろ」
例えば
  • 「これで稼げる、一発逆転」などの投資・副業情報
  • 「成功すれば人生が変わる」といった自己啓発
  • 「これが正しい理論だ」といった知識や情報
  • 「世の中の真実が分かる」といった思想
  • 「これで愛される」といった恋愛情報
  • 「これで劇的に変われる」といった美容・健康情報

など、外側から、 「これを手に入れれば、今より良くなる」 という価値が示されるものです。

SNSや広告などで目にすることも多く、人の欲求や理想像に、直接働きかける特徴があります。

もちろん、こうした情報そのものが、悪いわけではありません。実際に役に立つものもあります。

外から示された価値を、自分自身の欲求や人生の目的だと思い込んでしまうこと。それが、この歪みの特徴です。

人生への影響

この歪みがある場合、例えば、「もっと成功しなければ」「もっと稼がなければ」「認められなければ」という思いが強くなり、 常に何かを追い求める状態になる という特徴があります。

外側から提示された、 「理想の人生」や「成功モデル」を優先するようになり、 今の自分や現実を、不足しているものとして見るようになるという特徴があります。

また、今の自分や現実を否定的に見て、 「本当の自分探しを繰り返す」 こともあります。

その結果、本来の自分にとって必要なことよりも、 「こうならなければならない」という価値観に振り回され、 人生の多くの時間や、エネルギーを、そこに費やすようになります。

このように、 多大な時間と労力を費やしながら、自分探しを繰り返す という特徴があります。

それが、この歪みが人生に与える影響です。

Believe this 「これを信じろ」
例えば
  • 良いことをすれば良い結果が、悪いことをすれば悪い結果が返ってくる
  • 善行や感謝をすれば、幸せになれる
  • こうすれば開運できる、幸せになれる
  • こうすれば願望が引き寄せられる
  • これがあれば何か不思議な力に守られる
  • この解釈に従えば、間違いない
  • 人生はこうすれば上手くいく
  • こうすれば幸せになれる

といった、 世界をどう解釈するか(物事を見る前提) そのものです。

一見すると、倫理や道徳を含む、前向きな考え方に見えるものも少なくありません。

これらは時に心の支えになったり、役に立つ場面もあると思います。

外から入った信念を、世界を解釈する絶対的な前提にしてしまうこと。それが、この歪みの特徴です。

人生への影響

この歪みがある場合、現実そのものを見るよりも、 その信念に当てはめて、自分が理解したいように物事を解釈するようになる という特徴があります。

例えば、「〇〇のおかげで良いことが起きた」「あの人に悪いことが起きたのは、悪いことをしたから」「私は正しく生きているから、間違っているのは相手」といった具合に、 人生のあらゆる出来事に対して、その信念に沿った解釈をしていく という特徴があります。

本来、人生で起きる出来事は、どの前提から見るかによって、見え方が変わります。

そして、その前提そのものも、常に変化していくものです。

そのため、特定の信念に偏るほど、自分の願望や期待に沿った解釈へ寄ってしまい、物事全体のバランスが見えなくなってしまいます。

それが、この歪みが人生に与える影響です。

Stay here 「ここにいろ」
例えば
  • これを失えば人生はうまくいかなくなる
  • ここから離れてはいけない
  • これがなければ危険である
  • これがなければ救われない
  • ここには特別な価値がある
  • ここにいれば大丈夫である
  • 批判する人は理解できていないだけである
  • 分かる人だけがここにいる

といった、 自分は何を根拠に存在しているか という信念であり、不確実で不安な人生に安心感を与えてくれる、という特徴があります。

また、多くの場合、 「その考えは絶対であり、離れてはいけない」「離れると、大変なことになる」 といった、無意識的な強迫観念や、強い恐怖と結びついている特徴があります。

人生への影響

こうした歪みがある場合、自分で考え、判断しているつもりでも、実際には、 最初から答えが決まっているような枠組みの中で、答えを探し続ける状態 になってしまいます。

そのため、なにより先に、 「その枠組みの中で何が正しいか」 を優先する傾向があります。

ただし、その中で一度、安心できる答えを見つけたと思っても、根本的な安心感にはつながることはありません。

なぜならば、自分の実際の感覚ではなく、 その枠組みの正しさを、自分自身の存在の拠り所にしているからです。

そのため、 「なぜかいつも不安感が消えない」「一時的に安心したのに、すぐ不安になる」「そしてまた安心を求める」 という行動を、繰り返すという特徴があります。

それが、この歪みが人生に与える影響です。

補足

Stay hereは、外から入る歪みの中でも最も強力な執着です。

その人にとって、それが生きる意味や、自分の存在価値そのものになっていることがあるからです。

そのため、この執着を解くことは簡単ではありません。

他の執着の解放と比べても、私にかかる負荷が大きいため、料金は一律では設定していません。

必要だと判断した方にのみ、内容と料金を個別にお伝えしています。

この執着を解くには

外から入る歪みの解放は、専門セッションにて行っています。

外から入る歪みを解除する目的は、別の考え方を信じさせることではありません。

新しい価値観へ、誘導することでもありません。

外から入ったものを外し、本人が自分の感覚と判断を取り戻せる状態へ戻ること。

そのうえで、何を選ぶのかは、本人自身が決めます。

この専門セッションでは、ご相談者の主体性を損なわないことを、もっとも大切にしています。

外から入る歪みは、5つの執着の中では最も表層にあります

浅い 深い
外から入る歪み(最も表層) 人との間に生じる執着 人間関係の恐れ 自己価値への執着 何者かの執着(最も深い層)

外から入る歪みがあれば、その奥にはより深い執着が存在している構造です。

だからといって、一番深い執着から先に解けるわけではなく、解くときは浅い層から解いていきます。

そのように、執着は段階的に解けていく構造です。

タイトルとURLをコピーしました