ゼロの視点では、人の無意識の構造を、
Tier1から4という形で表しています。
無意識の構造は、人が現実をどのように捉え、
どう判断するかの違いや、
繰り返しやすい問題のパターンに影響しています。
大切なのは、 今、どのような無意識の構造が働いているのか を知ることです。
Tierは、人と比べたり、 優劣や成長度を表すためのものではありません。
Tierの全体像
正と負の特徴
Tierにはそれぞれ、 「正」と 「負」の状態があります。
正の特徴
外側で起きた出来事からのフィードバックを歪めて理解せず、 そのまま受け取ることができます。
そのため、自分自身の在り方を見直しながら、 自然と調整されていきます。
負の特徴
外側で起きた出来事からのフィードバックが無視されたり、 自分にとって都合の良い形に再解釈されます。
そのため、自分自身の在り方を見直すことが難しくなり、 同じ問題パターンを繰り返しやすくなります。
自分のTierを確認したうえで、 当てはまる状態の特徴を見てみてください。
TIER 1
他責|他人を変えようとするが、うまくいかない状態
人生の問題の原因は、 主に他人や環境にあるものとして捉えがちな状態です。
そのため、環境や相手を変えることで現状を改善しようとしますが、 同じような出来事が繰り返され、 「どうして自分ばかりこんな目に遭うんだろう」 と感じやすい特徴があります。
TIER 2
自責|自分を変えようとするが、うまくいかない状態
人生の問題の原因を、自分の中に見ようとする意識があります。 そのため、行動や意識を変えようとしますが、 一時的に変わっても元に戻ってしまうことが多い状態です。
「どうして努力しているのに、報われないのだろう」と感じ、 自分を責めてしまう傾向があります。
TIER 3
中立・静止|問題を感じることが少なく、安定して過ごせている状態
他責・自責のどちらかに偏ることなく、 物事を中立的に捉えられる状態です。
自分の基準で生き、 自分の中で問題を完結できる力が整っているため、 外側を変えようとしたり、 自分を責め続けたりする動きも少なくなっています。
身近な人間関係に振り回されることも少なく、 感情や現実が比較的安定しています。
ここでいう「静止」とは停滞しているという意味ではなく、 外側との摩擦や内側の反応が少なく、 状態が静かに安定していることを表しています。
一方で、外部との関わりが限定的になりやすく、 人によっては 「幸せではあるけれど、このままでいいのだろうか」 という、 何かが足りないような感覚を持つことがあります。
TIER 4
循環|関係性や全体性を見ながら、調和を取ろうとする状態
物事の原因を「自分だけ」「相手だけ」ではなく、 関係性、全体のバランスの中で、 総合的な循環を見る ような状態です。
状況に応じて必要な調整を行いながら、 その場に応じた調和的な行動を取ろうとします。
また、自他境界線を引いて完結するだけではなく、 関係性の中で自分の役割や在り方を、 その都度見直しながら動く特徴があります。
まずは現在地を確認する
まずは、今の潜在意識の状態を知るところから。
今の状態によって、その先に必要な取り組みが変わってきます。
