この記事を読むと分かること
この記事では、
・Tier4 閉とはどのような状態なのか
・何者かへの執着がある状態とは何か
・Tier4 開との違い
について解説していきます。
Tier4 閉とは
Tier4 閉とは、
何者かへの執着がある状態です。
①本人の状態
問題が起きたとき、
他者や環境との関係性の中で、
自分にとっての真実を基準とし、
その真実に沿った選択が、
すべての人にとっての正しい選択
と認識しやすい状態です。
②周囲への作用
Tier4 閉の人と関わった人には、
その基準に沿って物事を見る視点が発生します。
すると、
「では、誰が間違っているのか。」
「何を変えれば、問題は解決するのか。」
という発想が、
立ち上がりやすくなります。
何者かへの執着がある状態とは
何者かへの執着がある状態とは、
具体的には、
「自分の人生は何のためにあるのか。」
という問いに対し、
自分なりの答えが生まれている状態です。
例えば、
「私は母親として、子供を育てる者だ」
という答えがあるとします。
すると、
その答えを前提として、
人生や世界を解釈するようになります。
すると、
現実に問題が生じたとき、
まずは自分にとっての真実を基準として、
現実を理解しようとします。
例えば、
子供がどう感じているか。
本当は何を求めているか。
といった「現実に起きている事実」より、
「母親の行動として何が正しいと思うか」
「育児の正解に沿っているのは何か」
という、
自分の真実を基準として、
対応するようになります。
このように、
自分にとっての真実を基準とし、
「その真実に沿った選択=正しい選択」とする状態を、
「何者かへの執着がある状態」
と表現しています。
繰り返される行動パターン
Tier4 閉では、
自分の中での真実を基準に働きかける
↓
さまざまな反応や変化が生まれる
↓
新たに生まれた状況に対し、その真実を基準として意味づけを行う
↓
再び、
その真実に沿って働きかける
という流れを繰り返しやすい状態です。
その結果、
自分の理解している基準そのものが、
本当に正しいのかは検証されず、
むしろ、
その基準が少しずつ強化されやすくなります。
この状態で起きやすいこと
この状態には、
不確かな現実の中で、
自分なりの答えを持つことで、
自分自身を支え、
一貫性を保とうとする働きがあります。
その答えによって、
安心して、
人生を歩めることもあります。
けれど、
その答えだけを基準として、
現実を理解しようとすると、
自分とは異なるものを、
受け入れることが難しくなり、
本人にも、
周囲にも、
苦しさが生まれることがあります。
Tier4 開とTier4 閉の最も大きな違い
Tier4 開とTier4 閉の、
最も大きな違いは、
「周囲へどのような作用をもたらすか」という影響の構造
にあります。
Tier4 閉では、
関わった相手の心の中に、
「敵」「味方」という概念が立ち上がりやすくなります。
Tier4 閉では、
人生への問いに対し、
自分なりの真実を前提として、
現実を解釈しようとします。
そのため、
現実が、
自分の真実と一致しないとき、
「なぜ、
真実どおりになっていないのか。」
という視点で、
現実を見やすい状態です。
すると、
「何が、その真実を妨げているのか。」
「誰が原因なのか。」
という方向へ、
意識が向かいやすくなります。
そして、
「問題を解決するためには、
その真実に反する原因を取り除く必要がある」
という発想を持ちやすく、
「敵」「味方」
という構造が形成されやすくなります。
そのため、
自分の中の真実と一致する情報は、
受け入れやすく、
一致しない情報は、
受け入れにくくなることがあります。
「在り方」を整理する
Tier4閉は、
特定の人だけに起きる、
固定的な状態ではありません。
誰の心にも、
状況や関係性によって、
立ち上がることがあります。
そして、
自分の中にある答えを、
簡単に手放せないことにも、
何らかの理由があります。
その答えは、
これまでの自分を、
支えてきたものかもしれません。
大切なのは、
その答えを、
無理に否定することではなく、
何を支えるために、
その答えが必要だったのか。
その答えは、
今も必要なのか。
その答えによって、
関係性の中に何が起きているのか。
一つずつ、
丁寧に見ていくことです。
もし、
自分の中にある基準を、
一度見直したい。
同じ考えや反応を、
繰り返している状態から離れたい。
関係性の中で、
自分が与えている影響を整理したい。
そのように感じる方は、
セッションという形で、
一緒に整理していくことも可能です。
必要な方は、一対一の対話も行っております。
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