「自分軸」が“中立”で止まってしまう理由

⑥どう在るか

はじめに

この記事は「中庸シリーズ」の第2回です。

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「中立」で止まってしまう人は多い

前回は、
「中立」と「中庸」は違うというお話をしました。

セッションをしていて私が感じるのは、
多くの人が「中立」を理解することはできても、

「中庸」の感覚が理解できず、
止まってしまうということです。

ではなぜ人は、
なかなか中庸に辿り着けないのでしょうか。

その理由の一つが、
「自分軸」と「他人軸」の理解にあります。

人は、極端に偏りやすい

セッションに来られる方の多くは、
人間関係の課題を抱えています。

人を責め続ける人もいます▼

自分を責め続ける人もいます▼

これは、
バランスや調和の視点で言えば、

二元論

つまり、極端の視点です。

その状態にある人が、最初に必要なのは、

「どちらが悪いか」

「どちらが正しいか」

という二元的な物の見方から抜け、
「中立」の視点に立つことです。

「良い悪いだけでは語れないよね」

「誰か一人が悪いという話でもなさそうだね」

といったニュートラルな目線です。

ですが、ここで止まっている人が多いと感じています。

中庸へ進む鍵は「主体性」と「調和」

では二元論を抜け、
中立になれた人は、

どうやって中庸の理解へ進むのでしょうか。

その鍵になるのが、

①自分が相手に振り回されない主体性を持ちながらにして(自分軸)
②相手の立場や気持ちなども理解し(他人軸)
③関わる全員にとって調和の取れた状態を
④自らの意思で目指すこと

です。

もっと分かりやすく言うと、

自己犠牲のない形で、自分の意図と意思を持つ。

その上で、相手や社会に対して、理解を持って関わること。

という状態です。

「自分軸」で止まってしまう人もいる

セッションでこの話をすると、
怪訝な顔をされることがあります。

なぜなら、

「今まで他人に振り回されて生きてきた」

「やっと自分軸で生きられるようになった」

という人にとって、

「また他人軸になるの?」

と聞こえてしまうからですね。

確かに、
他人に振り回されてきた人が、
自分軸で生き始めることはとても大切です。

ですが、
そこだけをゴールにしてしまうと、

今度は別の形で、
調和とは離れた場所へ固定されていきます。

自分軸で自己像を固定する状態▼

Tier3|中立|閉(Closed)|問題が起きないまま、自己完結していく状態
Tier3 閉(Closed)とは、物事を中立的に捉え、他者との境界線を保ちながら、問題が起きないまま自己完結している状態です。なぜ他者と深く関わらなくなるのか、自己完結が続く理由や、Tier3 開(Open)との違いについて解説します。

本当に自由な人は、自分を失わない

私のセッションでは、
自分というものがありながら、

必要に応じて相手に合わせることもできる。

相手を理解することもできる。

でも、自分を失わない。

そのような、
「バランスが取れた状態」へ向かうための話をしています。

それが人にとって、

執着がない状態。

そして、本当に自由な状態。

私はそのように理解しているからです。

次回は、

「流れに乗る」だけでは中庸には辿りつけない

というお話です。

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