ZERO PERSPECTIVE ゼロの視点

世界の理に、耳を澄ます

01|私は何を見ているのか

01|何を見ているのか

このページでは、私が「人の何を見ているのか」についてお話しします。

私には、現実と見えない世界の間に、そんなに大きな境目がありません。セッションやリーディングのときだけではなく、日常の中でもエネルギーを感じ、霊視をしています。

人を見ると、その人自身と周囲の人がどのようなエネルギーを持ち、互いの間でどのような正のカルマ、負のカルマを生じさせ、それらがどう関係し合っているのかが見えます。

これは仕事のときだけではありません。SNSで交わされる言葉も、会社や組織の中で起きていることも、日常の中で触れるさまざまな出来事が、同じように見えています。意識して見ようとしているわけではなく、普通に過ごしているだけでも、そのように見えてしまいます。

ほとんどの場合、日常生活では不便なことのほうが多いものです。私にとって現実と見えない世界の間に境目がないとは、そういうことです。この仕事をするときにだけ、役に立っている感じです。

私が見ている「エネルギーの絡まり」

人の悩みは、一つの側面だけで成り立っているものではありません。

本人のエネルギーが、他者や集団の無意識と相互に関わりながら、時間と空間を超えて複雑に絡まり合っている。そのように、いくつもの作用が重なって、今の現実が起きている。私からは、世界がそう見えています。

その絡まりを生む根源が「執着」であり、執着によって現実に現れている苦しみを、私は負のカルマと呼んでいます。

だから私は、ご相談者の方の悩みの表面だけを見ているわけではありません。何と何が関係しているのか。根源はどこにあり、どの作用が繰り返されているのか。その絡まりの全体を見ています。

執着によって、負のカルマが生まれ、苦しみの現実が起きています。

正負の天秤と、分離・統合

私が見ているのは、負のカルマの絡まりだけではありません。その人の内側にある「正負の天秤」がどこでずれ、どちら側へ傾いているのかも見ています。そして、その人の内側でエネルギーの分離と統合のどちらが起きているのか、統合がどこまで進んでいるのかも見ています。

ほとんどの場合、人のエネルギーは分離しています。ここでいう分離とは、潜在意識の最も深い部分にある無意識と、本人が日々考えている意識が一致していない状態です。

そのずれも、正負の天秤も、周囲との間に生じるカルマの作用も、それぞれを切り離して見ているわけではありません。それら全体の関係性を見ています。

一人の思考だけで、世界はつくられない

スピリチュアルの世界には、「自分の思考が現実化する」という説明があります。自分が望んだことが、望んだ通りに実現していくという考え方です。

私のもとを訪ねる方の中にも、「自分の思考を変えて、人生をうまくいかせたい」という、厳しい言い方をすれば甘い考えを持っている方がいます。

ですが、私が見ているエネルギーやカルマは、そういう性質のものではありません。私は、そういう話はしていませんし、原理はそういうものではありません。つまり、世界は一人の思考だけで現実が決まる構造ではないのです。

人が発したものにどのような作用が生じるかは、発する人だけでは決まりません。それを受け取る相手がどのような状態にあるかによっても変わります。

たとえば、負のカルマを多く抱えた人の言葉には、その人の負のカルマのエネルギーが乗ります。受け取る相手も多くの負のカルマを抱えていれば、互いの負のカルマが相互に絡み合います。

一方、同じ言葉でも、受け取る相手の負のカルマが少ない、あるいは負のカルマがなく正のカルマのほうが多ければ、相互の絡まりを生じさせないこともあります。

反対に、負のカルマが少ない人が発した言葉であっても、受け取る側に負のカルマが多ければ、受け取る側で意味が歪められることがあります。

つまり、同じ言葉でも、誰が発し、誰が受け取るかによって、負のカルマが生じるのか、絡まるのか、といった作用は千差万別なのです。

私は、そうした千差万別の作用を生む、それぞれのエネルギー、正のカルマ、負のカルマが、その人をどう取り巻いているのかを見ています。同時に、正負の天秤や、意識と無意識のずれも含めて、全体の中で何が起きているのかをトータルで読み取っています。

そして、その負のカルマの絡まりをどこから、どのような順番で扱えばほどいていけるのか。それを現実の中でどのように理解し、どのような行動が必要になるのか。そこまで含めた大きな道筋を見ています。

さらに、見えたもののうち、何を、どのように相手へ伝えるのかも大切にしています。

新たな執着を握ることなく、自分に起きていることを理解していけるように、一人一人に合わせて伝えることが最も大切だと考えています。

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