結局、どうすれば幸せになれるの?
このサイトで、私はいろいろなことを書いています。
執着のこと。
認識の歪みのこと。
苦しみがなぜ繰り返されるのか。
理解することが、かえって執着になること。
「これが正解だ」と握った瞬間に、
また違う苦しみが始まること。
そんなことを、
あれこれ書いています。
でも、
ここまで読んで、
「結局、どうすれば自分は幸せになれるんだよ」
と思った方も、
いらっしゃるかもしれません。
そして、
よく分からない。
難しい。
もっと分かりやすく
答えを教えてくれるものを探そう。
そう思って、
このサイトへの興味を失う。
そしてまた、
別の「何か」を探し始める。
もしそうなら、
私はそれを、
とても残念なことだなと感じています。
もう少しうまく伝えられたら、
届いたのかもしれない。
そう思うと、
自分の力不足も感じます。
でも同時に、
人が幸せになるというのは、
そもそも、
そう簡単に説明できるようなものではない。
この話は、
そういうものだよな、
とも思うのです。
このサイトを読んでほしい人
このサイトを読んでほしいのは、
人生の中で繰り返される苦しみから、
抜け出したい。
人生のわからなさや、
空虚感。
理由のわからない満たされなさを感じている。
そういった思いから、
人生の答えを探し続けてきた方です。
そして、過去に一度でも、
「これが正解だ」
「これで人生が変わる」
そう思えるものに、
強く惹かれたことがある方です。
それは、
自己啓発かもしれません。
スピリチュアルかもしれません。
投資やビジネスかもしれません。
起業や情報商材かもしれません。
何でも構いません。
そして、
それを信じ、実践してきたにもかかわらず、
どこかで違和感を覚えたことがある。
そんな方に向けて、
このサイトを書いています。
当サイトについて▼
でも、このサイトは分かりにくい
自分でも思います。
このサイトは、分かりにくい(笑)
もしかしたら、
致命的に分かりにくいのかもしれません。
「幸せになるためには、これをしてください」
「この考え方を身につければ、人生は変わります」
さっさとそう書いた方が、
私も、
読む側の方も、
ずっと楽だと思います。
でも、
そんなに簡単に幸せになれるのなら、
こんなに多くの人が、
人生で苦労していないと思うのです。
だから私は、
一見すると、
難しそうに見えるこんな話を、
それでも書いています。
いつか、
この話を本当に必要としている人に、
届くかもしれない。
そんなことを思いながら、
このサイトを、
書き続けています。
「こうすれば幸せになれる」と手っ取り早く書けない理由
難しいところがあるのです。
「つまり、幸せになるためには、
こういうことですよ」
それだけを書くと、
「ああ、分かった」
「それをやればいいんだ」
「これが答えなんだ」
「それが、私を幸せにしてくれるんだ」
そうやって、
今度はその答えそのものが、
新しい聖杯になってしまうことがあります。
でも、
そうではないのです。
私はこのサイトで、
「分かった」という感覚そのものが、
執着になることがある。
「ついに答えを見つけた」と思ったところから、
また何かが狂い始めることがある。
そんな話を、
何度も何度も書いています。
なぜなら、
その土台がないまま、
「幸せになるにはこうすればいい!」
という結論だけを渡しても、
結局また、
人生を変えてくれる新しい「何か」を手に入れた!
という、
同じ構造に
戻ってしまうと思うからです。
でも、土台から書けば、人は興味を失う
ここが、
さらに難しいところです。
結論だけを書けば、
分かりやすいけれど、
また、
同じ構造に入る。
誤解が生まれないように、
土台からつらつらと書けば、
なんだか難しくなる。
すると、
「よく分からない」
「結局どうすればいいの?」
「もういいや」
となって、
人は興味を失ってしまうかもしれない。
そしてまた、
もっと分かりやすく、
もっと魅力的な、
「これが答えです」
と言ってくれる、
何かを探しにいく。
でも、その繰り返しこそ、私が伝えたいこと
でも私は、
「その繰り返し」そのものについて、
書いているのかもしれません。
答えを探す。
答えらしきものを見つける。
「これで変われる」と思う。
でも、
しばらくすると、
何かが違うと感じる。
そしてまた、次の答えを探す。
ぐるぐる。
ぐるぐる。
同じところを歩く。
もし、これまでの人生で
それを何度も繰り返してきたのなら、
次に必要なのは、
“もっと正しい答え”を
見つけることではないのかもしれません。
なぜ自分は、
これほどまでに答えを必要としてきたのか。
なぜ「これさえあれば」と思えるものを
探し続けてきたのか。
そして、
その答えを手に入れることで、
本当は何から抜け出そうとしていたのか。
私は、
そういう根本的なところを、
伝えています。
だから、
どうしても少し、
分かりにくくなります。
それでも、
できるだけ伝わるように
書いていきたいと思っています。
簡単な答えを渡すのではなく、
でも、
ただ難しい話を並べるのでもなく。
いつか、
何かを理解する、
誰かに向けて、
完全ではなくても、
少しずつ、
表現していけたらと思っています。



