この記事を読むと分かること
この記事では、
・Tier3 閉(Closed)とはどのような状態なのか
・なぜ他者と深く関わらなくなるのか
・自分の中だけで完結していく構造
・なぜ問題が起きにくくなるのか
・Tier3 開(Open)との違い
について解説していきます。
Tier3 閉とは
Tier3 閉とは、
物事を中立的に捉えられる状態です。
ここでいう中立とは、
他者が悪い、自分が悪いというどちらか一方へ偏ることなく、
出来事そのものを捉えられることを指します。
そのため、
問題が起きても、
Tier1のように他者や環境へ原因を向けたり、
Tier2のように必要以上に自分を責めたりすることはありません。
また、
「自分は自分」
「他人は他人」
という形で境界線を引きながら、
出来事を整理していく状態です。
感情に振り回されにくく、
外部からの影響も受けにくいため、
周囲からは、
「落ち着いている人」
「自立している人」
という印象を持たれることもあります。
この状態で起きていること
Tier3 閉では、
出来事→自分と他者の境界線を引く→行動
という流れで対応します。
そのため、
・感情的になりにくい
・他者に振り回されにくい
・行動に一貫性がある
という状態になります。
また、
自分の判断や感情を、
自分の中で整理できるため、
他者へ過度に依存したり、
他者をコントロールしようとしたりすることも少なくなります。
ただし、
Tier3 閉では、
「自分が快適であること」
「自分が乱されないこと」
が優先されやすくなります。
そのため、
・人に頼る必要を感じない
・他者と深く関わらない
・一人でも問題なく生活できる
という状態になりやすく、
物事が自分の中だけで完結していきます。
なぜ自己完結した状態が続くのか
Tier3 閉では、
自己完結した状態に、
問題を感じていません。
そのため、
他者との関係性の中で、
自分の価値観や前提を見直すよりも、
今の自分の快適な状態を維持することが、
優先されやすくなります。
他者と深く関われば、
人間関係ならではの、
不便さや、
面倒くささ、
煩わしさが生まれます。
ですが、
そうした関係性へ入るよりも、
問題が起きない今の状態を維持する方が楽なため、
自己完結した状態が続いていきます。
問題が起きにくい理由
この状態の特徴は、
問題が起きにくいことです。
Tier1やTier2のように、
感情的な衝突や、
大きな自己否定が起きにくいため、
本人としては、
「このままで成立している」
という感覚になります。
そのため、
「このままでいい」
「無理に他者と深く関わる必要はない」
という認識が強くなりやすくなります。
結果として、
自己完結した状態が維持され、
現状を変える必要性も感じにくくなります。
Tier3 開(Open)との違い
Tier3では、
どちらも、
中立的に物事を捉え
自分と他者との境界線を保っています。
違いは、
Tier3 開では、
「このままでよいのだろうか」
という問いを持っていることです。
一方、
Tier3 閉では、
自己完結した状態に違和感を持たず、
そのままの状態を維持しています。
Tier3 開(Open)解説▼
現状を見直すヒント
この状態では、
他者との境界線が引けており、
コントロールしようとする意識も少ないため、
「もう執着はない」
と感じている方も少なくありません。
ですが、
自己完結した状態が続いているのであれば、
Tier1やTier2とは異なる形の執着が働いている可能性があります。
もし、
「問題はないけれど、
何かが止まっている感じがする」
のであれば、
一度、
今の自分が、
どのような無意識の前提で生きているのか、
見直してみることも大切です。
セッションでは、
今の状態を整理しながら、
その背景にある執着を確認し、
どのような執着が、
今の現実へ影響しているのかを、
一緒に見ていきます。
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