「私は何者なのだろう。」
この問いは、
自分探し。
自分を知りたい。
そのような問いだと思われることがあります。
しかし、
本当に問われているのは、
自分自身の性格でも、
能力でも、
肩書きでもありません。
もっと根源的な問いです。
それは、
「私は、この世界とどのような関係にあるのだろう。」
という問いです。
例えば、
国や宗教、
哲学や思想、
時代によって、
その表現は異なります。
しかし、
本質的に問われているものは、
とてもよく似ています。
その問いはときに、
「神」
という言葉で語られてきました。
「原理」
という言葉で語られてきました。
「真理」
という言葉で語られてきました。
つまりそれは、
言い換えると、
私は、
何の中で生きているのだろう。
私は、
その大いなるものと、
どのような関係にあるのだろう。
そして私は、
その中で、
どのように生きればよいのだろう。
という問いです。
「私は何者なのか。」
という問いは、
自分自身だけを見つめる問いではありません。
自分という存在が、
世界と、
何を拠り所として結ばれているのか。
その関係そのものを問い続けること。
私はそれが、
「私は何者なのか。」
という問いの本質なのだと考えています。



