この記事を読むと分かること
この記事では、
・なぜ「感情を抑えよう」とするほど、逆に感情に振り回されてしまうのか
・なぜ頭では理解しているのに、同じ失敗を繰り返してしまうのか
・なぜ欲をコントロールしようとしても、根本的には変わらないのか
その背景にある、
「無意識のカラクリ」
について解説しています。
理解しているのに、できない問題
「トレードでは、感情に流されないことが重要」
これは、多くのトレーダーが理解していることです。
そして、
「ルールを守ること」
「冷静に判断すること」
「焦って取り返そうとしないこと」
そのために、
感情や欲に振り回されない状態になろうとします。
ですが、その時点で、
多くの人が気づいていない「あるカラクリ」があります。
無意識のカラクリとは
では、
そのカラクリとは何なのか。
ここで、一つ質問です。
「あなたは、なぜ欲を抑えようとしているのでしょうか」
多くの人は、
こう答えます。
勝ちたいから。
利益を出したいから。
負けたくないから。
安定して勝てるようになりたいから。
だから、
欲を抑えようとする。
つまり、
「勝つために欲をコントロールしている」
という状態です。
ここに、
無意識のカラクリがあります。
分かりやすく言えば、
「欲を抑えようとする行為そのものが、欲から始まっている」
ということです。
欲を抑えるという行動の出発点に、すでに「得たい」という力が存在している
これが、
多くの人が気づかないまま繰り返しているカラクリです。
なぜ同じ失敗を繰り返すのか
例えば、
トレードで感情に流されないために、
メンタルを整える。
ルールを徹底する。
環境認識を学ぶ。
これらの行動自体が、
間違っているわけではありません。
問題は、「勝てるようになるため」という動機です。
その前提のまま取り組んでいる限り、
どれだけ方法を変えても、
根本では同じ方向へ引っ張られ続けます。
だから、改善しているようでまた戻る。
頭で理解しているのに、
感情に振り回されて同じ負け方を繰り返す。
例えば、
ルールを破る。
コツコツドカンを繰り返す。
損切りできない。
感情的なエントリーを止められない。
その状態が長く続いている場合、
単なる知識不足や、
メンタル管理だけの問題ではありません。
もっと深い部分。
勝ちたい。
取り返したい。
このまま終わりたくない。
そうした無意識の欲求に、
判断そのものが、
引っ張られ続けている状態です。
欲を消そうとしても、止まらない理由
ここで多くの人は、
「なるほど、そのような無意識の欲求があるからダメなんだ」
と考えます。
そして、
「勝ちたい」という欲を消そうとする。
「取り返したい」を無くして、無欲になろうとする。
ですが、この動きにも同じカラクリがあります。
結局それも、「全ては、うまくいくため」に行われているからです。
つまり根本では、「もっと上手くやりたい」が残り続けている。
だからこそ、
形を変えながら、
根深く同じ問題が繰り返されていきます。
本当に見る必要があるもの
多くの人は、
「どうすれば勝てるのか」
そして、
「どうすれば欲をなくせるのか」
という問題を見ています。
ですが、
まず見る必要があるのは、
「自分は何を求めて、その状態を繰り返しているのか」
という、
自分自身の心の動きそのものです。
「もっと得なければ、足りない」
その感覚がある限り、
トレードでは、
無意識のカラクリが動き続けます。
トレードの先にあるもの
さらに言えば、
その動きは、
トレード以外でも続いていきます。
人間関係。
仕事。
お金。
評価。
承認。
人生のあらゆる分野で、
形を変えながら、同じ動きが続く。
つまりこの問題は、
トレードだけの話ではありません。
「自分はどう生きたいのか」
という、
人生全体の在り方へつながっています。
なぜ自分は、
トレードを続けながら、
お金を失い続けながら、
それでもなお、
何かを得ようとし続けているのか。
そこを、
改めて見直すことが、
新たなスタート地点です。
「今のまま同じ行動を繰り返していて、本当に自分が望んでいる人生へ進めるのだろうか。」
一度立ち止まって考えてみることで、
本当に必要な行動が見えてきます。
自分自身の在り方を見直すために、
まずは自分の無意識の状態を確認してみて下さい。
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