中庸とは①中庸と中立の違い

無意識の構造

中庸とは、中立のことではありません

私がセッションでもたびたび口にする中庸という言葉ですが、より深く解説したいと思います。

中庸とは、中立のことではありません。

中立は、ニュートラルとかフラットとかそういう言葉でも表されます。

どちらかに偏らない、真ん中の視点のことですね。

中庸とは、このどちらかに偏らない真ん中の視点のことではありません。

「中立」は、中庸へ向かう通過点

ただ

「どちらが被害者か加害者か」

「どちらが正しいか間違っているか」

という極端な考え(二元論)から抜けるためには、一旦「中立なものの見方」は必要です。

「ああ、良いも悪いもないんだね。どちらにもそれ相応の言い分があり、立場があり、被害者と加害者、という見方だけじゃ語れないよね。」と。

この視点に立つことで、ありのまま起きている出来事を捉えることができます。

これが中立。ニュートラル。フラット。

でもこれが中庸でありません。

あくまでも、中庸に向かうための通過点です。

「中立」と「中庸」は、全く違います

セッションをしていて感じるのは、この「中立」と「中庸」が、とてもよく混同されているということです。

ですが、この二つは全く違います。

中庸の本質は、「自分だけ」に偏らず、相手や全体との関係性の中で、調和の取れた選択ができる状態です。

中立は偏りのない真ん中の視点ですが、調和が取れているわけではない、ただありのままニュートラルに見ているという段階。

これが中庸と中立との違いです。

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