人は元来、矛盾を抱えている
世の中には、
人間は一貫しているべき
という前提が、ある気がしています。
ですが、
実際の人間は、
機械やAIのような、
便利なものではなく、
矛盾だらけが普通です。
例えば、
キライだけど、やっぱり好き。
やりたいけど、面倒くさい。
痩せたいけど、食べたい。
満足だけど、もっと欲しい。
急ぎたいけど、丁寧に仕上げたい。
こうした、
相反する両方を抱えていること
は、
誰しもにあります。
人間の無意識というのは、
このような矛盾を内包しながら、その上でバランスを取っている
という構造だからです。
ですから、
矛盾していること自体は、
無意識の観点から見ると、
問題ではありません。
「我慢」が続かない理由
でも人は、
何かを成し遂げたいと思ったとき、
この矛盾が、
邪魔に感じます。
たとえば、
痩せたい
もっと稼ぎたい
断酒するぞ
そう思ったとき、
お腹が減ったけど我慢
稼ぎたいから欲を抑える
飲みたいけど我慢
のように、
自分をコントロールし始めます。
自分自身の矛盾を
見なかったことにして、
片側だけに寄せようとします。
そうすると、
無意識の領域では歪みが生まれます。
「自動的に働く調律」で戻っていく
そして、
歪みが生まれた時、
必ずその歪みが正される方向へ、
自動的に調律が働き、
均衡へ戻されていきます。
因果の法則▼

均衡、中庸、陰陽について▼

見えないようにしているだけで、
消えているわけではありません。
だから、あるときを境に急にコントロールが効かなくなります。
それが、ダイエットのリバウンド。
トレードのコツコツドカン。
ストレスでの飲みすぎ。
それ以外にも、
我慢の限界を超えて爆発する現象
は、珍しいことではありません。
これらは、
無意識領域では、
同じ因果の構造
をしています。
矛盾を消そうとすると、なぜ崩壊するのか
矛盾をどうにかしようとすると、必ず歪みが生まれてしまいます。
これは因果・正負・均衡の構造上、そのようになっています。
因果の構造からすると、
本当はその相反するものは、
どちらも成り立ちます。
つまり、
二律背反であり、
矛盾を内包して、
初めてバランスが取れるものなのです。
これは、
じゃあ我慢しないで好き勝手やればいいってこと?
という話ではありません。
片側だけを消そうとすること自体が、歪みを生む。
その原理について話しています。
両方を持つバランス
人間の無意識は、矛盾を抱えているのが通常です。
それらを何らかの目的で、
片側だけをなかったことにしようとすると、
歪みが出ます。
つまり
できることは、
矛盾を受け入れ、
バランスを取り、
均衡点を見つけることです。
そのためには、
実際に自分の中の矛盾を観察しながら、
二元論を抜け、
中庸の感覚へと入っていく必要があります。
二元論と中庸▼

均衡点は必ず自分の中に見つかるものです。
私との対話では、
その均衡点に、気づくための対話をしています。
セッションについて▼





