この記事を読むと分かること
この記事では、
・なぜ勝とうとすればするほど、自滅してしまうのか
・なぜトレードだけ改善しようとしても、根本的には変わらないのか
・なぜ日常の行いにも着目しなくてはならないのか
その背景にある、
「無意識の構造」
について説明していきます。
あなたはなぜトレードを続けていますか
あなたはなぜ、FXや株のトレードを続けていますか。
最初に、少しだけ考えてみてください。
「あと一歩で、勝てるようになる気がするから」
「これまでの損失を取り返したいから」
など、
理由は人それぞれだと思います。
私がこれまで数多くの相談を受けてきた中で、
勝てない中でトレードを続けている人には
ある共通点があります。
それは、
お金があれば、今の人生の課題は解決するはず
という前提があることです。
人生の課題とは、例えば
・多忙な業務
・生活の不便さ
・上がらない賃金
・労働し続けなければならない苦労
・経営のプレッシャー など
人それぞれ、上手くいかないと感じている課題です。
「結果だけを求める状態」で起きるパターン
ここで一つ、
重要な視点があります。
「お金があれば、
今の人生の課題は解決するはずだ」
その視点は、
本来向き合うべき課題そのものではなく、結果だけを早く手に入れようとしている状態
とも言えます。
言い換えれば、
その課題自体の原因やプロセスを見直すのではなく、自分にとって望む結果を一足飛びに求める状態
です。
その状態では、トレード以外の日常でも、同じパターンが起きます。
たとえば、
・人間関係では、「自分にとって都合の良い関係」を求めやすくなります。
・仕事では、周りとのバランスより、「自分が得をする選択」を優先しやすくなります。
・お金に関しても、「損をしたくない」「得をしたい」という基準で判断しがちです。
などです。
特に、人間関係に現れる
その状態は、特に人間関係に現れます。
ここで一度、想像してみてください。
もし周囲に、
「自分にとって都合の良い結果」ばかりを求める人がいたら、
「この人には、あまり近づきたくないな」と感じるのではないでしょうか。

なぜなら人は、本能的に
「自分の利益ばかり優先している状態の人」
に対して
警戒心を持つからです。
この話は、
直感的に「分かる」と
感じる人も多いはずです。
実際に、
そのような人と接して、
「嫌な気持ち」になったことがある人も
いるかもしれません。
ここで言いたいことは、
「自分にとって都合の良い結果」
ばかりを求める人は、その態度が
普段の振る舞いに現れる
↓
そういう人からは、人が離れていく
つまり、現実がうまくいかない
ということです。
ここまでで、この話は理解できたと思います。
なんだ、トレードの話じゃないじゃないか
そう思った方もいるかもしれません。
ですが、
トレードで自滅構造を抜けるためには、トレード以外の日常の行いを、見ていくことが必要になります。
なぜか。
大切なのは、次です。
原因は必ず、自分の中にある
なぜこの話をしているかと言うと、
「上手くいかない原因を、本人が自分で作っている」
という構造について、
話をしているからです。
つまり、
「自滅へ向かう道を、
自分で作っている」
構造である、
と言いたいのです。
では、話をトレードに戻します。
そしてこの構造は、
人間関係だけではなく、
トレードでも同じです。
「早く得たい」「得をしたい」という状態が強くなるほど
判断は歪み、結果として崩れていく
そのように、自ら自滅する構造へ向かっているということです。
得ようとするほど、自滅構造に入っていく
もう少し詳しく解説します。
構造は、こうです。
「結果だけを早く手に入れようとしている状態」
では、
自然と「勝ちたい」
と言う気持ちが強くなります。
多くの人は、
そのとき
「欲がでてきた」
「この欲あるから負けるんだ」
「欲を抑えなければ」
と考えます。
ですが、
ここに一つの矛盾があります。
なぜなら、
「欲を抑えようとしている理由」そのものが、
「勝ちたい欲から」
これが、「無意識のカラクリ」です。
無意識のカラクリとは▼
つまり、
得ようとする心の動きによって、無意識の中に矛盾が生まれ、結果として自ら破滅へ向かってしまう
ということです。
無意識の構造は、現実にそのまま現れる
無意識の領域は、
普段の振る舞いや言動、
判断のクセとして、
表に現れます。
そのため、
人間関係でも、
仕事でも、
お金の扱いでも、
健康に関する選択でも、
あらゆる場面で、
同じ歪みが反映されていきます。
人間関係では、たとえば、
・同じような人間関係のトラブルを繰り返す
・相手との衝突が起きやすい
・自分ばかり損をしていると感じる
といったことです。
これは偶然ではありません。
無意識の状態が、
判断や行動に影響しているからです。
そして、
その前提に応じた現実が、
繰り返し起きるようになります。
トレードだけを変えようとしても、うまくいかない理由
ここで、
一つ大切な視点があります。
トレードで冷静になりたい。
欲をなくしたい。
そう思っている人ほど、
トレードの中だけで、
「どうしたら勝てるようになるのだろう」
と解決しようとします。
しかし、
日常の人間関係や、
お金の扱い、
普段の選択において、
「結果だけを早く手に入れたい」という思いがある限り、
トレードにおいても、
そのまま自滅へ向かう構造として現れます。
つまり、トレードだけを冷静にやろうとしても、できないのは当然なのです。
本当に見直すべきは、もっと手前にある
したがって、
頭で分かっているはずなのに
同じ失敗を繰り返す人が見直すべきなのは、
トレードそのものではありません。
もっと手前にある、無意識の状態です。
その中でも特に、
「結果だけを早く手に入れたい」
という深い部分。
この力が強い状態のままでは、
どれだけ努力しても、
同じループから抜け出すことはできません。
ですが逆に言えば、
自分の普段の心の状態や、
物事への向き合い方を見直し始めることで、
今まで見えていなかった視点に
立つことができ、
本当に必要なことも見え始めます。
無意識の状態は、放っておけば、同じパターンを繰り返し続けます。
もし「このままでは変わらない」と感じたならば、まず自分の無意識の状態を確認してみてください。
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