外から入る歪みとは
人は、
自分でも気づかないうちに、
他人の価値観や考え方を取り込んでいる
ことがあります。
それが、
「人生とはそういうものだ」
「この考えが正しい」
という疑うことのない前提になると、
自分で考え、選んでいるつもりでも、
実際には、
その前提の中だけで、
物事を判断するようになり、
物事をあるがまま見ることが、
難しくなっていきます。
また、
こうした考えは、
人生の大部分を支えてきた、
根幹の考え方になっていることもあり、
手放そうとすると、
不安や恐れ、混乱が生じやすく、
一人では手放しにくい
という特徴があります。
ゼロの視点では、
このように外から入った価値観や考え方によって、
物事の見方に生じる歪みを、
「外から入る歪み」
と呼んでいます。
外から入る歪みには、3つの層があります
外から入る歪みは、
何に影響しているのかによって、
大きく3つに分けて考えています。
①これを手に入れろ|Want this.
3つの中で、
もっとも分かりやすい層にあり、
「これを手に入れれば幸せになれる」
「こうなれば人生がうまくいく」
といった、
何を手に入れれば満たされるのか
に関わるものです。
成功、お金、恋愛、理想の自分など、
外から示された価値を、
強く追い求めることにつながる場合があります。
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②これを信じろ|Believe this.
「こうすれば幸せになれる」
「人生とはこういうものだ」
といった、
世界をどのように理解するのか
に関わるものです。
特定の考え方や信念を通して、
現実を見るようになる場合があります。
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③ここにいろ|Stay here.
「ここから離れてはいけない」
「これがなければ大丈夫ではない」
といった、
自分の安心や存在の拠り所
に関わるものです。
3つの中で、
最も深い層にあり、
特定の考え方や場所などから離れることに、
強い不安を伴う場合があります。
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外から入る歪みは、内的テーマと共鳴している
ここで大切なことは、
外から価値観や考え方が入っただけで、
執着が生まれるわけではない
ということです。
実際に、
同じ情報に触れても、
強く惹かれる人もいれば、
ほとんど反応しない人もいます。
それは、
その人自身の内側にあるテーマと、
外から入った価値観や考え方が結びつくことで、
執着が生まれるからです。
つまり、
外から入る歪みは、
内的テーマと共鳴しています。
例えば、
「これを手に入れれば人生が変わる」
という情報に強く惹かれる背景に、
「今の自分のままでは価値がない」
という内的テーマがあるかもしれません。
このように、
外から入ったものと、
自分自身の内側にあるものが結びつくことで、
特定の価値観や考え方への執着が生まれます。
外から入る歪みがあると、他の執着もほどけない
もう一つ大切なことは、
「外から入る歪み」が残っていると、
他の執着がほどけない
ということです。
なぜならば、
いくら自分自身の内面や問題を見ているつもりでも、
結局は、
外から入った価値観や考え方を通して、
その問題を見続けることになる
からです。
そのため、
このサイトで扱っている他の執着、
—例えば、
他者理解の歪みや、
自己価値の執着などに気づいても—
その土台にある「外から入る歪み」が残っていると、
他の執着もほどけません。
そのため、
外から入る歪みがある場合には、
まずその影響から離れていく必要があります。
外から入る歪みから離れていくために
大切なのは、
これまで信じてきた価値観や考え方が、
正しいか間違っているかを判断することではありません。
それはどこから来たものなのか。
なぜ自分にとって必要だったのか。
そして、
自分自身は、
実際にはどう感じているのか。
一つずつ分けて見ていくことで、
外から入った価値観や考え方にとらわれず、
物事をあるがままに見ることにつながっていきます。
外から入る歪みに対する専門セッションについては、
こちらをご覧ください。
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