因果の法則③|執着が解けるプロセス

因果の法則

執着の解放にはプロセスがある

前回の記事では、

問題が本当の意味で終わるのは、解決したときではなく執着が終わった時である

というお話をしました。

ではその執着は、

どのように解けていくのでしょうか。

執着が解ける時には、そこに一定の流れがあります。

今回は、

執着が解ける時に起きていること

についてお話します。

人生には「テーマ」がある

本題に入る前に、

一つお話ししておきたいことがあります。

それは、

人生には繰り返し現れる「テーマ」がある

ということです。

同じような人間関係、苦しみ、葛藤。

このように、

場面は違っても、形を変えながら、

何度も繰り返されるものがあります。

私はこれを、

人生のテーマ

と呼んでいます。

テーマについては、

こちらの記事でも詳しくお話ししています。

▼関連記事

人生の構造③|「まだ理解していないテーマ」が繰り返し現れる構造
人生では、なぜ似たような問題や苦しみが繰り返されるのでしょうか。本記事では、「繰り返し現れるテーマ」という視点から、無意識の不足感、現実との関係、調和へ回収されていく流れについて整理しています。

そして執着というのは、

こうしたテーマと深く結びついています。

ですから、

執着が解けるプロセスを理解するためには、

まず

自分のテーマは何かという視点

が必要になるのです。

苦しみを伴うテーマの場合

人生のテーマには、

比較的スムーズに理解できるテーマ

もあれば、

強い苦しみを伴ったり、理解に時間のかかるテーマ

もあります。

今回お話しするのは、

後者のようなテーマについてです。

最初に必要なのは、

そのテーマを深く理解することです。

何に苦しんでいるのか。

なぜ同じことを繰り返してしまうのか。

何に執着しているのか。

それが見えてくることで、

執着を握っていた手は、力を失い始めます。

そして、問題との関係性が変わっていきます。

その結果として、

その出来事が気にならなくなったり、

あるいは現実そのものが変化していきます。

一晩で魔法のように問題が消えるという話ではありません。

ですが、

テーマが深く理解されて執着が解けると、

問題との関係性が変わり、現実が変わる。

私はこれまで、同じような流れを何度も見てきました。

借金の問題は、借金そのものではなかった

例えば、

借金に苦しんでいた方がいました。

表面上はお金の問題です。

ですが実際には、

根底にあったのはお金ではなく、人間関係のパターンでした。

嫌われたくない

バカにされたくない

だから断れない

無理をする

自分の責任ではないものまで抱え込む

そうした積み重ねが、借金という形で現実に現れていたのです。

ですから、紐解くべきは「どう返済するか」だけではありませんでした。

なぜ借金が作られたのか。

なぜ同じことを繰り返してしまうのか。

その奥にあるテーマを、丁寧に見ていったのです。

なぜ執着は解けるのか

人は、

「もう執着をやめよう」

と思ったからといって、簡単に手放せるわけではありません。

本当に執着が解けるのは、そのテーマを深く理解した時です。

ですが、

その理解は、

知識として理解することとは少し違います。

自分の人生で起きていた出来事。

繰り返していたパターン。

苦しみの理由。

それらの点が一つに繋がった時、

握りしめていた手が解けるように

執着が解放されていきます。

だから、

執着を無理に手放そうとすることよりも、

まずテーマを理解することが

最も大切なのです。

衝撃とともに、執着が解ける

ひとつ、テーマが本当に理解され始めると、

共通して起きるある反応があります。

まるで雷に打たれたかのように、

今までバラバラだった点と点が、

パズルのように完成する。

言葉を失う。

そんな感覚です。

その瞬間、本人は何を理解したのかを

上手く説明できないこともあります。

なぜなら、

それは頭で考えて辿り着いた答えではなく、

感覚としてドンと腑に落ちた理解だからです。

さらにいうと、

その感覚だけで、

執着が解けるわけではありません。

むしろそこを起点とし、本当に執着の解放がスタートする

そのようなプロセスです。

現実が動き始める

その理解は、

その後の生き方にも変化をもたらします。

先ほどの方であれば、

人間関係の境界線を引くこと。

本来あるべき責任の配置へ戻ること。

そうしたことが、

少しずつ自然にできるようになっていきました。

そしてその結果として、

自己破産という形が現れました。

現実は「結果論」でしかない

ここで重要なのは、

自己破産そのものが問題を終わらせたという意味ではない

ということです。

本質的に起きていたのは、

人生のテーマが理解され、

執着が解け、

問題との関係性が変わったことです。

自己破産は、

その結果として現れた一つの現象に過ぎません。

現実に何が起きるかは人それぞれです。

つまり、

現実に何が起きるかはあくまで結果論なのです。

分からないまま繰り返している人へ

もしあなたが、

何年も同じ問題を繰り返しているのであれば、

少し立ち止まって考えてみてください。

問題が解決していないことが問題なのではありません。

本当に見るべきなのは、

まずは、

自分の人生にどのようなテーマがあるのかを深く理解すること

です。

人生のテーマと向き合うことは、人生の大掃除である

人生のテーマを本当に理解するということは、

セッションを受けて

「なんだか気持ちが楽になりました」

だけで終わるものではありません。

問題との関係性が変わり、長年滞っていた人生の流れが動き始めます。

だから私は、

人生のテーマと向き合うことを、

人生の大掃除

のようなものだと思っています。

そのためには当然、

何よりご本人が腰を据えて向き合う意思が必要です。

私は、そうした意思のある方をサポートしています。

生まれながらの問題はなぜあるのか

ですが、この記事を読んで、

こうに思った方もいるかもしれません。

私の場合は、そういう話ではありません。

例えば、

病気。

障害。

発達特性。

家庭環境。

など

生まれながらに抱えているテーマ

もあります。

次回は、

「生まれながらの問題にはどんな意味があるのか」

についてお話します。

因果の法則シリーズ▼

因果の法則シリーズ
「因果の法則シリーズ」の記事一覧です。

タイトルとURLをコピーしました