ZERO PERSPECTIVE ゼロの視点

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人生の苦しみが終わらない根本的な理由|因果の法則

①因果の法則

はじめに

この記事は「因果の法則シリーズ」の第1回です。

シリーズ一覧はこちら▼

問題を解決しただけでは終わらない

人は問題が起きると、

その問題を
解決しようとします。

答えを探したり、
正しい方法を探したりして、

「この問題さえ解決すれば、
楽になれるはず」

と思います。

ですが、

人生の問題は、
目の前に見えている問題を解決するだけでは、
終わらないことがあります。

たとえば、

一つの問題を解決しても、
形を変えて、
同じような問題が現れ、

同じような苦しみを
繰り返してしまったり。

そして、ときには、

問題を解決しようとしているその行動が、
同じ問題を繰り返す原因になっている

ことさえあります。

では、

なぜそのようなことが
起きるのでしょうか。

問題の本体は、別のところにある

たとえば、

「痩せれば、
自分は満たされる」

と思っている人がいたとします。

すると、

痩せるために努力します。

実際に痩せれば、

一時的には、
満足するかもしれません。

けれど、

しばらくすると、

もっと痩せたい。

もっと理想に近づきたい。

もっときれいになりたい。

と、

また新しい不足が
気になり始める。

痩せても安心できない。

理想に近づいても、
満たされない。

そうして、

何年も同じ苦しさを
繰り返すことがあります。

もし、

体重そのものが
苦しみの本体だったのであれば、

痩せた時点で、
苦しみは終わるはずです。

それでも終わらないのは、

その奥に、

「痩せれば、
自分は満たされるはずだ」

という前提があるからです。

本人には、

「体重」が問題に見えている。

だから、

体重を変えることで
問題を解決しようとする。

けれど、

本当に苦しみを生み出しているものが
そこではないから、

形を変えながら、
同じ苦しみが繰り返されていくのです。

同じ構造は、人生のさまざまなところに現れる

これは、

体重だけの話ではありません。

より多く稼ごうとして、
焦って損失を出す。

好かれようとして、
自分らしさを失い、苦しくなる。

認められようとして
頑張り続け、

ますます、
自分の価値が分からなくなる。

より美しくなろうとして、

かえって、
不自然になっていく。

失敗したくなくて
慎重になりすぎ、

何も行動できなくなる。

傷つきたくなくて
心を閉ざし、

孤独になる。

愛されたくて
相手に合わせ続け、

関係そのものが
苦しくなっていく。

一見すると、

まったく違う問題に見えます。

けれど、

そこには、

同じような構造があります。

目の前に見えている問題と、
その苦しみを生み出しているものが、
同じではない

ということです。

問題の中にいると、その構造は見えにくい

ところが、

人は問題の真っただ中にいると、

その問題を生み出している前提に、

なかなか気づくことができません。

だから、

もっと頑張ろうとする。

もっと良い方法を探す。

正しい答えを
見つけようとする。

けれど、

自分が何を前提にして
その問題を見ているのかが変わらなければ、

同じところを
ぐるぐると回り続けることがあります。

同じ地図を持ったまま、
違う場所へ行こうとしているようなものです。

だから、

一生懸命、
問題を解決しようとしているのに、

何年も同じような苦しみを
繰り返すことがあるのです。

手に入れても、また次が欲しくなる

これは、

実際に欲しかったものを
手に入れたときにも起こります。

たとえば、

「もっとお金があれば、
自分は満たされる」

と思っていた人が、

ビジネスで成功し、

大きなお金を
手にしたとします。

それで満たされるのであれば、

そこで終わるはずです。

けれど、

もっと成功したい。

もっと豊かになりたい。

もっと認められたい。

と、

また次を
求め始めることがあります。

上には上がいる。

まだ足りない。

もっと欲しい。

そうして、

新たな不足感に
突き動かされていく。

中には、

その過程で、

それまで大切にしていたものを
失ってしまう人もいます。

もし本当に、

お金そのものが
苦しみの本体だったのであれば、

お金を手にしたところで
終わるはずです。

けれど、

終わらないことがある。

なぜなら、
苦しみの本体は、
お金そのものではなかったからです。

では、問題はどうしたら本当に終わるのか

ここまで見てくると、

一つのことが
見えてきます。

目の前の問題を
解決することと、

その問題によって生まれている苦しみが
本当の意味で終わることは、

同じではありません。

もちろん、

現実にある問題に
対処することは必要です。

けれど、

それだけでは、

同じ苦しみを
繰り返すことがあります。

では、

人は何を握りしめているから、
同じ問題を繰り返すのでしょうか。

そして、

その苦しみは、
どのように終わっていくのでしょうか。

次回は、

問題を解決してもなぜか苦しみが終わらない理由|執着と苦しみの関係

というお話です。

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